本を出版したい人と出版社をつなぐNPO法人 企画のたまご屋さんでは、誰でも無料で出版企画を応募できる商業出版支援サービス ほんたま を運営しています。
本を出版したい人なら誰でも、以下のエントリーフォームから企画を応募することができます。
しかし、応募の前に企画書を下書きしておきたい人や、一度書いた企画書を見直し、ブラッシュアップしたい人も多いと思います。
そのような人たちに向け、エントリーフォームと同じ項目を記した出版企画書のテンプレートを用意しました。
各項目に必要事項を記入するだけで、編集者の目に留まる出版企画書が完成します。本を出版したい人は、770冊以上の本を生み出したこの企画書を利用して、ぜひ出版の夢を叶えてください。
出版企画書テンプレート
◆ タイトル
企画の魅力が伝わるもの、読者の興味を引くものを考えましょう。
【参考記事】▶ 本のタイトルの付け方・考え方
◆ サブタイトル
タイトルを補足する言葉や、本の内容を興味深く表す言葉を使いましょう。
【参考記事】▶ 本のサブタイトルの付け方・考え方
◆ キャッチコピー
印象に残る言葉を使い、読者の感情を揺さぶりましょう。
【参考記事】▶ 本のキャッチコピーの付け方・考え方
◆ 本書の内容
本のジャンルを明記し、さらに、何について書かれている本なのかを簡潔に記述してください。
【参考記事】▶ 本の内容・作品概要の書き方・考え方
◆ 著者名
氏名のほか、使用したいペンネームがあれば書いてください。
◆ 著者プロフィール
自身の経験や知識を基に、企画に紐づく専門性や独自性をアピールしてください。
【参考記事】▶ 著者プロフィールの書き方・考え方
◆ 企画意図
企画を立案した理由や、読者に伝えたいことを、本が売れる理由に絡めて書いてください。
【参考記事】▶ 企画意図の書き方・考え方
◆ 企画背景
本が売れる理由を、季節や流行、世間の関心、イベント等、出版に適したタイミングを踏まえて書いてください。
【参考記事】▶ 企画の背景の書き方・考え方
◆ 読者ターゲット
企画が本として出版された際、どんな人が買ってくれるのかを想定して書いてください。
【参考記事】▶ 読者ターゲットの書き方・考え方
◆ 類書
自身の出版企画と似ている既刊本のうち、ベストセラーやロングセラーとなっている本を挙げてください。
【参考記事】▶ 類書の書き方・考え方・探し方
◆ 類書との差別化
類書を引き合いに出し、自分の企画の良さをアピールしてください。
【参考記事】▶ 類書との差別化の書き方・考え方
◆ 本の体裁
判型(本のサイズ)、ページ数、定価などの構想があれば書いてください。なければ「特にありません」と書いてください。
◆ 原稿完成の予定
企画採用から3カ月~6カ月が目安です。現時点での、おおまかな予定で構いません。
◆ 企画者の要望
「英語の学習本だから、横書きにしてほしい」「高齢者向けの本だから、文字を大きくしてほしい」など、読者にとって親切な要望があれば書いてください。なければ「特にありません」と書いてください。
◆ この本を制作するために有利な条件
有利な条件とは、売れる条件のことです。販促のためにできることを挙げてください。
【参考記事】▶ 出版に有利な条件の書き方・考え方
◆ 目次案
本の構成案を順序立てて書いてください。
【参考記事】▶ 本の目次の書き方・考え方
◆ 見本原稿
読者が最も興味をそそられる部分の見本原稿を書いてください。
【参考記事】▶ 本の見本原稿の書き方・考え方
出版企画書が完成したら、ぜひ企画のたまご屋さんの商業出版支援サービス ほんたま のエントリーフォームより応募してください。
応募の前には、こちらの注意事項もご確認ください。
ほんたまを通して、これまで770冊以上の本が出版されています。
ほんたまにエントリーする前に、出版企画書をチェックしてほしい人は、当団体の出版プロデューサーが講師を務めるセミナーを利用することもできます。
企画はいつでも、誰でも、何度でも応募することができます。みなさまの応募を心よりお待ちしております。