2023 年 11 月 10 日

出版企画書の書き方がわかる!765冊が誕生したテンプレート

本を出版したい人と出版社をつなぐNPO法人 企画のたまご屋さんでは、誰でも無料で出版企画を応募できる商業出版支援サービス ほんたま を運営しています。

本を出版したい人なら誰でも、以下のエントリーフォームから企画を応募することができます。

▶ 出版企画をお持ちの方へ:エントリーのご案内

しかし、応募の前に企画書を下書きしておきたい人や、一度書いた企画書を見直し、ブラッシュアップしたい人も多いと思います。

そのような人たちに向け、エントリーフォームと同じ項目を記した出版企画書のテンプレートを用意しました。

各項目に必要事項を記入するだけで、編集者の目に留まる出版企画書が完成します。本を出版したい人は、760冊以上の本を生み出したこの企画書を利用して、ぜひ出版の夢を叶えてください。


出版企画書テンプレート


◆ タイトル

企画の魅力が伝わるもの、読者の興味を引くものを考えましょう。

【参考記事】▶ 本のタイトルの付け方・考え方


◆ サブタイトル

タイトルを補足する言葉や、本の内容を興味深く表す言葉を使いましょう。

【参考記事】▶ 本のサブタイトルの付け方・考え方


◆ キャッチコピー

印象に残る言葉を使い、読者の感情を揺さぶりましょう。

【参考記事】▶ 本のキャッチコピーの付け方・考え方


◆ 本書の内容

本のジャンルを明記し、さらに、何について書かれている本なのかを簡潔に記述してください。

【参考記事】▶ 本の内容・作品概要の書き方・考え方


◆ 著者名

氏名のほか、使用したいペンネームがあれば書いてください。


◆ 著者プロフィール

自身の経験や知識を基に、企画に紐づく専門性や独自性をアピールしてください。

【参考記事】▶ 著者プロフィールの書き方・考え方


◆ 企画意図

企画を立案した理由や、読者に伝えたいことを、本が売れる理由に絡めて書いてください。

【参考記事】▶ 企画意図の書き方・考え方


◆ 企画背景

本が売れる理由を、季節や流行、世間の関心、イベント等、出版に適したタイミングを踏まえて書いてください。

【参考記事】▶ 企画の背景の書き方・考え方


◆ 読者ターゲット

企画が本として出版された際、どんな人が買ってくれるのかを想定して書いてください。

【参考記事】▶ 読者ターゲットの書き方・考え方


◆ 類書

自身の出版企画と似ている既刊本のうち、ベストセラーやロングセラーとなっている本を挙げてください。

【参考記事】▶ 類書の書き方・考え方・探し方


◆ 類書との差別化

類書を引き合いに出し、自分の企画の良さをアピールしてください。

【参考記事】▶ 類書との差別化の書き方・考え方


◆ 本の体裁

判型(本のサイズ)、ページ数、定価などの構想があれば書いてください。なければ「特にありません」と書いてください。


◆ 原稿完成の予定

企画採用から3カ月~6カ月が目安です。現時点での、おおまかな予定で構いません。


◆ 企画者の要望

「英語の学習本だから、横書きにしてほしい」「高齢者向けの本だから、文字を大きくしてほしい」など、読者にとって親切な要望があれば書いてください。なければ「特にありません」と書いてください。


◆ この本を制作するために有利な条件

有利な条件とは、売れる条件のことです。販促のためにできることを挙げてください。

【参考記事】▶ 出版に有利な条件の書き方・考え方


◆ 目次案

本の構成案を順序立てて書いてください。

【参考記事】▶ 本の目次の書き方・考え方


◆ 見本原稿

読者が最も興味をそそられる部分の見本原稿を書いてください。

【参考記事】▶ 本の見本原稿の書き方・考え方


出版企画書が完成したら、ぜひ企画のたまご屋さんの商業出版支援サービス ほんたま のエントリーフォームより応募してください。

▶ 出版企画をお持ちの方へ:エントリーのご案内


応募の前には、こちらの注意事項もご確認ください。

▶ エントリー申請での注意


ほんたまを通して、これまで765冊以上の本が出版されています。

▶ ほんたまから誕生した本の一覧


ほんたまにエントリーする前に、出版企画書をチェックしてほしい人は、当団体の出版プロデューサーが講師を務めるセミナーを利用することもできます。

▶ セミナーのご案内


企画はいつでも、誰でも、何度でも応募することができます。みなさまの応募を心よりお待ちしております。