ここからは、インターネット上だけでなく、アナログ的なお付き合いも始まります。オファーをくださった編集者と、担当プロデューサーの三者で、実際に膝を突きあわせて、改めて企画に関する打ち合わせを行います。
あなたには、編集者へ直接、ご自分の言葉で、過去の経歴や企画の背景などについてプレゼンテーションをしていただくことになるでしょう。編集者は、出版企画の可能性を見極めるプロフェッショナルです。著者候補の方の話を聞きながら、「読みごたえがあるかどうか」「売れるかどうか」だけでなく、「自社のカラーに合うかどうか」「原稿を最後まで書き上げるファイトがある著者かどうか」も併せて検討します。
絵と文/長嶺超輝 協力/しらくまももこ