定年後だから「やりたい」を叶える。あこがれだった大型犬との生活を紹介
人生100年時代といいますが、仕事をリタイアしてからどんな生活をするか考えることはとても大切です。 本書の著者は、盲導犬繁殖犬ボランティアを始めました。
著者の定年後の人生を変えた7年間の相棒チッパーとの生活とともに、盲導犬繁殖犬ボランティアについて、紹介しています。
盲導犬繁殖犬ボランティアとは、盲導犬の父親・母親になる犬を自宅で飼育するボランティアです。盲導犬繁殖犬となる犬が1歳を過ぎたころから生涯にわたりお世話し、盲導犬協会が行う繁殖事業に協力をします。
著者の相棒となったチッパーは、38キロもあるオスのラブラドールレトリバーです。その力は強く、リードを何度も切ってしまったほど。
そのため、お世話をする著者は筋力トレーニングが欠かせません。さらに朝晩1時間のウオーキング散歩など決められた飼育スケジュールがあり、チッパーとの日々は、肉体的にも精神的にも充実していました。
タイトルにもなっている「チッパーさまさま」は、著者の奥様の言葉です。「チッパーがいなければどうなっていたのか」と思うほど、著者の生活を支えていたそうです。
本書では、著者とチッパーとの生活のほか、さまざまな盲導犬に関するボランティアも紹介しています。
第二の人生をどう生きたいのか。楽しみになってくる一冊です。(中山寒稀)
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