1日5分で捨て体質に変わる! 無理なくお片づけする技術
「片づけを始めるのにぴったりな時期は50代」だと言う著者の整理収納アドバイザーの阿部静子さん。実は、これは「お片づけ講座」の受講生から教わったそうです。その理由として、60歳を過ぎてしまうと体力、気力が落ちてしまうこと、そして取捨選択の判断が早いことをあげています。特に著者が強調しているのは、防災対策のためのお片づけです。東日本大震災のときに仙台在住だった著者は、ものを減らすことが防災対策にとても有効だということを実体験しました。そんな著者の「お片づけ講座」の受講生は5年間で6000人を超えているそうです。
ついつい「片付けたいけど、時間がないから…」とズルズルと先延ばしにしていませんか? 著者が推奨しているのは、「1日5分」のスモールステップです。少しずつ片付けることで、自分がいかにたくさん不要なものを持っているかに気づき、増やさないようにしようと思うようになるといいます。
本書で語られる重要なことは、「完璧を目指さないこと」。
たとえば、もう着ないけれど、思い入れがあって捨てたくないという服があったなら、3着だけ選んで残すことをすすめています。もし手放せるときがきたら手放し、その日が来なかったら、ずっととっておいてもいいそうです。
「片付けが苦手」という人の多くは、「どこから手を付けていいかわからない」という人も多いのではないでしょうか。本書では、具体的な「捨て体質」に変わる方法が提案されており、「なかなか捨てられない」という人でも無理なく始められる一冊です。(中山寒稀)
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だから、50歳から片づける 「思い出のもの」は捨てなくていい