もし、小野小町が令和に生きていたら
人の悩みは、いつの世も変わらないものです。学校で古典の勉強した時は、ちょっととっつきにくかった和歌も、その意味を知るとは思わず「わかる!」と言ってしまうものが多々あります。
本書では、古今和歌集から令和の時代になっても変わらないであろう思いをつづった和歌を選び、現代の言葉に超訳しています。
“花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに”
百人一首にも選ばれている小野小町の有名な和歌です。教科書で読んだことがある人も多いのではないでしょうか。
これを超訳すると以下のようになります。
“昔はかわいいかわいい 言われて 結構モテたんだけどな~”
超訳されることで、作者がより人間らしく、魅力的に感じられますね。
たとえば、絶世の美女と言われている小野小町の和歌は、本書で4首紹介されています。意外なことに、どれもネガティブな歌ばかり。
古今和歌集には、1,111首もの和歌が収められています。本書で紹介されているのは、その中のごく一部です。
本書を読むと、超訳されていない和歌にも興味がわいてくるのではないでしょうか。(中山寒稀)
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