現場の経営コンサルタントが教える、今必要な組織改革のノウハウとは?
コロナ禍やウクライナ問題により、ここ数年、ビジネスのあり方が大きく変わりました。
それに伴い、現場のコンサルタントに対するニーズの変化を感じていると著者の森泰一郎氏は、言っています。
顧客である企業が求めているのが、本書で紹介している「変革型コンサルティング」です。会社変革のためのコンサルティングであり、参謀機能になります。
本書で紹介しているのが、未来の予想が難しいVUCA(Volatility/変動性・Uncertainty/不確実性・Complexity/複雑性・Ambiguity/曖昧性)時代の組織変革メソッドです。
日本企業の変革を阻害する要因として、テクノロジーの進化やグローバル環境の変化、変革をリードできる経営者層や若手エリート層の人材不足などが考えられます。
そこで著者は、企業を変革へと導くために、まずコンサルタント自身が正しい理論、データ、現場感覚をインプットすることが重要であることを強調しています。その上で現状と改革の道標を経営者や経営幹部に理解してもらうことが必要なのです。
本書では、コンサルタントのための具体的なノウハウとともに、実際の事例が紹介されています。
数年~10年に1回起こるとされている経済危機。コロナショックを乗り越えても、次の危機に備えるための変革は悠長に構えるわけにはいかないでしょう。
実際にコンサルティング業務に従事している人はもちろん、自社の組織に不安を抱えている人にも参考になる一冊です。(中山寒稀)
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