投資をしてはいけない。投資助言・代理業の著者が教える投資のリアルとは?
実は、投資業界には、個人投資家がうまくいかないほど、儲かる人がいます。
まず、投資家の味方であるはずの「証券会社」です。手数料ビジネスと言われ、顧客の利益・損失に関係なく、取引が増えるほど、証券会社に入る手数料が増えます。そして、取引回数が増えるほど、損失につながりやすくなると著者は言っています。
「デイトレ商法」と呼ばれるデイトレード商材や助言サロンなどにも警笛を鳴らしています。
デイトレは、ポジションを持ってから5分で決済できるため、サラリーマンでも短時間でできると勘違いされがちです。しかし、ポジションを持つタイミングが来るまで長時間待つことが必要になるため、1日のほとんどを自由に使える専業トレーダーでないと難しいのが現実です。その上、デイトレでうまくいってる人は、何百人に1人程度。デイトレードは「投資」ではなく、「投機」だと著者は注意を促しています。
デイトレは煽るほど、初心者の負け組が増えます。そうすると、商材が売れ、投資学校が増えることに。デイトレを始めた人が儲かるのではなく、デイトレ商法に携わる人が儲かる仕組みになっているのです。
そんなリアルな投資のリスクや裏側をあぶり出し、初心者に本当に必要な投資の準備を本書では紹介しています。
初心者ほど、投資で「常識」と考えてきたことが覆されるのではないでしょうか。投資ブームの今だからこそ読んでおきたい一冊です。(中山寒稀)
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