ほんたま書籍紹介

がんばっても、うまくいかない。そんなママが幸せを感じられる方法とは？

子育てをしていると、思い通りにならないことの連続です。ついついイライラして子どもを怒ってしまい、自己嫌悪に陥った経験は誰にでもあるのではないでしょうか。そんな自分を責めないでほしいと言うのは、本書の著者、マインドフルネス瞑想講師であり、ヨガ講師の田中えりさんです。子どもの幸せをねがっているからこそ、親が幸せでいることが大切だと言っています。

著者によるとマインドフルネスは、セルフケアする方法であり、幸せに生きるためのツール。心の筋トレのようなもので、即効性はないものの続けることで自然と心が変わっていくそうです。そのため、大切なのは、1日5分でもいいので続けることが大切になります。

たった1分でも心に余裕が生まれるのがマインドフルネスの基本的な実践方法である「呼吸瞑想」です。

“(1)姿勢を整えて座ります。

(2)呼吸に注意を向けます。呼吸はコントロールしないのがポイント。

(3)雑念が浮かんだことに気づいたら、呼吸に注意を戻します。

雑念が出てきてもジャッジしないのがポイントです。”

1分から始めて、慣れてきたら1日10分間。毎日続けることが大切なのだそうです。やがて疲れが取れるだけでなく、疲れにくくなっていくと著者は言っています。

本書には、日常で感じる「モヤモヤ」と向き合い、解決するヒントが満載です。なかなか自分の時間が取れないママでも、短時間からできるマインドフルネスがたくさん紹介されています。余裕がないと感じている人は、試してみてくださいね。（中山寒稀）

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