モテる男性になる秘訣は、女性が知っている
モテる男になるためのノウハウ本や男性から見た「女ごころの常識」。それらは、女性を知り尽くしているようで、リアルな女性からみたら「すごい勘違い」だと感じてしまうものも多いと著者は言っています。
本書の著者は、京大に通学しながら、祇園の高級クラブでホステスとして働く灯諸(もろこし)こしきさん。昼間は京大の恋愛に縁がない男性たちと過ごし、夜は仕事も恋愛も超一流の男性の相手をしてきた経験から、男性たちの思い込みと、女性の本音について解き明かします。
合コンや出会いの場でありがちな「好きなタイプは?」という質問。これにはどう答えるのがベストなのでしょうか。著者によると、具体的に答えてしまうとモテないそうです。外見に関することであっても、中身に関することであっても、大切なのは抽象化すること。はっきりとした特性を言ってしまうと、該当しない人は自ら落選を悟り、勝手に辞退してしまうのです。そうなると、自分を落選させた異性に対しては、当たりが強くなる上に、他のメンバーにもその空気が伝染していきます。気が付いたら、モテないという状態に。モテという現象に必要なのは、その場にいる多くの人に認められることなのです。
そこで50回以上の合コン経験から生まれた著者の「神解答3選」はこちら。
“「まだ自分の魅力に気づいてない人」 「無人島でも生きていけそうな人」 「自分と違うタイプなのになぜか居心地がいい人」”
「まだ自分の魅力に気づいてない人」は、著者の苦手な「自意識過剰なナルシスト」、「無人島でも生きていけそうな人」は好きなタイプの「顔が濃くて原始人のような思考回路を持つ男性的な人」を言い換えた答え。これらは、最後の「居心地がいい人」と同様に、すべての男性に、「自分のことだ」と思わせることができるとのこと。限定的な言い方をしているように感じますが、ほとんどの男性に「それ俺じゃん」と思わせることができたら、「勝ち」なのです。
ちなみに、女性相手の場合は、「無人島でも生きていけそうな人」を「海が似合う女性」と変換します。
本書では、「コレでモテるはずなのに、なぜかモテない」という言動のカラクリを明かしています。LINEの送り方から、マンネリセックスを打破する方法、「ディズニーランドにカップルで行くと別れる」ジンクスの理由まで、目からウロコの女ごころがわかります。
巻末には、本書の出版イベントレポートが掲載されています。恋愛問題では、百戦錬磨のツワモノの著者ですが、多くのイベント参加者を前に緊張してしまう「フツーの女の子」。そんな素顔を垣間見ることができますよ。(中山寒稀)
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本書は『京大生ホステスが教えます。99%の男がしていない恋愛の超基本』(SBクリエイエィブ)とともに、1つのたまご(企画)から生まれた書籍です。 京大生ホステスが教える 女ごころの謎解き