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2021 年 01 月 16 日

アフターコロナの経営戦略 コロナショックを生き延びる!事業経営の実践ノウハウ

著者:

森 泰一郎

出版社:

翔泳社
ビジネス

アフターコロナは、すでにはじまっている

2020年は、コロナウイルスの流行により、世の中が一変しました。多かれ少なかれ、ほとんどの企業が影響を受けたはずです。そして、今も続く、コロナウイルスの影響に対し、企業はどう対応していけばいいのでしょうか。

本書の著者、経営コンサルタントの森泰一郎さんは、今、やるべきなのは、「ウィズコロナ」を生き抜く手法を学び、「アフターコロナ」を勝ち抜くための経営戦略へ転換すること。そうしなければ、コロナウイルスの流行が収まったとしても、企業の倒産件数は増加し続けると言っています。

海外では、コロナショックの中でも、すでに変化が始まっているそうです。

たとえば、アメリカでは「アフターコロナ」を見据え、広がりつつあるビジネスが、「リテールメディア」。巨大ECサイトのスペースを1つのメディアとして貸し出すビジネスモデルである。

また、中国では、EC市場が「アフターコロナ」を契機に急速に成長を遂げています。小売店の倉庫能力の拡大と、AIを活用した配送の最適化により、2019年には落ち込んでいたEC市場の成長率が、2020年5月には大幅に上昇しています。

アメリカや中国の企業は、すでに「アフターコロナ」で勝ち抜くための土台を築き上げることに成功し始めているのです。

著者によると、コロナショックは、チャンスでもあると言っています。これまで差をつけられていたグローバル企業に追いつく千載一遇のチャンスが、「アフターコロナ」後の3年間。日本国内でも「ウィズコロナ」で多くの企業が業務縮小やリストラを行っているため、業界ナンバーワン企業に追いつくことも考えられるのです。

そこで、著者は、経営者に「アフターコロナ」後の3年間で優先順位が高いものは全て片をつけるマインドセットを持ってほしいといっています。

また、「アフターコロナ」ですべての企業が取り入れるべき「SDMSフレームワーク」についても解説しています。「SDMSフレームワーク」とは、S=サブスクリプション、D=デジタル・トランスフォーメーション(DX)、M=メタモルフォーゼ、S=SDGsである。これらをそれぞれどの時間軸で、どんな方法で実行すべきかを提示しています。

本書を読むと、すでにアフターコロナに向けた準備が始まっていることを痛感します。統計データや企業の決算書を元に解説しているので、具体的に、かつリアルに現状が理解できるのではないでしょうか。

今の社会経済の状況を把握したい人や、「どう動けばいいのかわからない」という経営者にとっては、大きなヒントになりそうです。(中山寒稀)

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