single-column_book.php
2020 年 09 月 12 日

トリガーポイントの形成を防ぐ筋硬結マッサージ

著者:

石部 伸之

出版社:

秀和システム
健康

運動後のクールダウンをしてはいけない。筋肉ケアの新常識

運動した後は、クールダウンやストレッチをすることが一般的。興奮した身体を静め、血液循環を促進し、疲労軽減やケガの予防のためにも必要だといわれています。しかし、もしかしたらそのクールダウンやストレッチが、筋肉の状態を悪化させているかもしれません。

では、運動の後は何をすればいいのか。本書では、運動の後の「筋硬結マッサージ」すすめています。

運動した直後、筋肉はたくさんの微細な傷を負っています。筋緊張が亢進し、血液やリンパ液の循環が悪化。エネルギー源である筋グリコーゲンが枯渇しています。そのため筋肉のいたるところに「筋硬結」と呼ばれる小さなシコリが形成されてしまうのです。この筋硬結を放置したままクールダウンやストレッチで筋肉を動かしたり、伸ばすことで、筋肉の状態は悪化することに。また、筋硬結は慢性化してしまうと、肩こりや腰痛、関節痛の原因にもなります。

そこで、筋硬結マッサージをすることにより、筋肉の緊張を緩め、血液やリンパ液の循環を促進。皮膚の下にあるアウターマッスルや身体の深部にある小さなインナーマッスルなど、それぞれの筋肉にできた筋硬結にアプローチすることができます。

例えば、背中の上半分を覆っている僧帽筋。1つの筋肉で肩甲骨や頸部の多様な動きを可能にする大切な筋肉です。常に大きな負担を強いられるため、筋硬結が発生しやすい部分でもあります。この部分の筋硬結マッサージは以下のように行います。

“僧帽筋で最も筋硬結ができやすいのが、僧帽筋壁と呼ばれる部分です。

僧帽筋壁を皮膚に対して垂直に押圧して筋硬結を見つけましょう。また拇指と他の指で僧帽筋壁をつまむように押圧してみましょう。”

僧帽筋の筋膜は頭部につながっているため、僧帽筋に筋硬結ができると、緊張型頭痛が生じるようになります。特に僧帽筋壁の筋硬結は側頭部(こめかみ)の痛みを引き起こすそうです。

筋肉の位置やその働きについて、本書で詳しく説明されているので、戸惑うことなく筋硬結マッサージの実践ができるのではないでしょうか。また、筋肉の状態をより強く、しなやかにコンディショニングするためのトレーニングや呼吸、食事などの知識も紹介されています。

本当に筋肉に必要なことは何か。思い込みを外して、筋肉のケアをすることで、もっと筋肉の潜在能力を引き出すことができるかもしれませんね。(中山寒稀)

【ご購入はこちら▶】トリガーポイントの形成を防ぐ筋硬結マッサージ

【電子書籍はこちら▶】トリガーポイントの形成を防ぐ 筋硬結マッサージ

トリガーポイントの形成を防ぐ筋硬結マッサージ