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2020 年 08 月 22 日

人生謎解きトリップ~時空を超えてやってきたのは自分!?

著者:

鈴木 けんじ

出版社:

ライトワーカー
スピリチュアル自己啓発書

人生は遊園地! いい出来事も、悪い出来事もアトラクション

世の中には、幸せに満たされている人もいれば、不幸な出来事ばかり起こると嘆いている人もいます。なぜこんなにも不公平なのでしょうか。そんな人生の見え方が少し変わるのが本書です。

わずか10歳で1年間の一人暮らしをすることになったけんちゃん。けんちゃんが住む家は、テレビも電話もない、裸電球がぶら下がるだけの古い長屋の四畳半。ひとりぼっちの部屋で「人間は何のために生まれてくるのか。人生の意味とは?」 毎日、そんなことを考え続けていました。そんなけんちゃんの元に、突然大人になった健治が現れます。けんちゃんは戸惑いつつも、健治との対話を通じて、人生の目的や意味、死生観、幸福論などを学んでいきます。

健治曰く、人生は壮大な遊園地みたいなもの。生まれてくることは入場チケットを買って遊園地に入園することと同じで、自分で乗りたい乗り物を選ぶように人生で体験する出来事を選びます。怖い体験をするためにネガティブな出来事を選んだり、いい氣分を体験するためにポジティブな出来事を選んだり。そして、遊園地を楽しんだ後は、元の家に帰るように死を迎えます。

しかし、もし自分で体験を選べるとしたら、嫌なことやつらいことは避けるような気がします。

人生で起こる出来事を決めているのは、「今の自分」ではなく、「本当の自分」。そして、私たちが経験している人生は現実には存在しておらず、「本当の自分」によって創り出された壮大な映画のDVDみたいなものだといいます。そのDVDは無数にあり、それを入れ替えるために必要なのは、「本当の自分」を思い出すこと。その瞬間から自分の人生をどんなDVDにも入れ替えることができるようになります。

だから、もし自分が「悪い出来事だ」と感じたとしても、人生で起こる体験をDVDのように楽しんでいるだけなのです。

では、「本当の自分」はどこにいるのでしょうか。

健治は、一人暮らしをするけんちゃんが、毎晩のように自問自答していたことが、「本当の自分」との対話だといっています。それにより、自分の人生を意識的に生きることができるようになるのです。

忙しくて、けんちゃんのような時間を持つことができない人でも、毎日5分間程でいいので自分とつながる時間を持つことをすすめています。

本書を読むと、人生についての多くの問いと答えが生まれてきます。「親子で読める目覚めの本」ですが、道に迷ったり、心が疲れてしまった大人にも沁みてくるのではないでしょうか。今、行き詰ったり、つらい出来事があったとしても、乗り越えていく勇気がわいてきますよ。(中山寒稀)

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人生謎解きトリップ~時空を超えてやってきたのは自分!?