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2021 年 05 月 26 日

院長はなぜ、始発から2番目の電車で出勤するのか? 通帳残高1120円からの奇跡の復活人生

著者:

古賀 昭義

出版社:

ライトワーカー
自己啓発書

チャンスの女神の前髪をつかむ秘訣は、始発から2番目の電車にあった!

本書の著者はクリニックを経営する医師、古賀昭義さん。「お医者さんなら、お金持ちね」と考えるのは大間違い。著者自身も医師になる前は、儲かる仕事だと思っていたそうです。

しかし、41歳の誕生日、著者のクリニックの通帳残高は、たったの1120円。しかし、そこから復活を果たし、今は「成幸(せいこう)」していると感じているといいます。

「成幸」とは、「幸せに成ること」。著者がドン底から復活できたきっかけは、「始発から2番目の電車に乗って出勤してみよう!」と決意したことでした。

通帳残高が1120円になった当時、著者はすっかり経営を諦め、クリニックを売却する算段をしていました。ところが、売却話が立ち消えになってしまったため、自分で難局に立ち向かわざるを得ない状況に。そこで「一日一時間を精一杯生きていこう」と決意をします。始発から2番目の電車で出勤するようになったのは、時間を有効につかうためだったのです。

朝、始発から2番目のガラガラに空いた電車で、著者は姿勢を正して腹式呼吸を行い、自分を整えます。すると、「人には器がある。自分の器の中で成幸すればいい」と心の中に浮かんでくるのだそうです。その後、24時間営業のフットネスクラブで体を動かしてから、クリニックへ。そして、掃除です。気分が乗らない日でも、掃除をして体を動かすことで、心が整ってきます。それにより、良い波動が出て、良い流れを引き寄せられるようになっていくとのこと。著者は、これを「おりんの法則」と呼んでいます。

イタリアのことわざに「幸運の女神には前髪しかない。だからチャンスがやって来たら、逃さずつかめ」という言葉があります。身のまわりには、偶然と幸運が散りばめられているそうです。幸運の前髪をつかむためには、どんな状況であってもタイミングを逃さないこと。幸運の前髪を掴むためにも、始発から2番目の電車で心・技・体を整えておくことが大切なのです。

ちなみに、始発ではなく、2番目の電車である理由は、始発は酔っ払いや朝帰りのカップルなど異様な雰囲気の人が多いから。

本書には、成幸のための、心や体、環境の整え方が紹介されています。一つひとつは、簡単な心掛けでできることばかり。うまくいってないと感じている方は、試してみてはいかがでしょうか。(中山寒稀)

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