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2020 年 05 月 23 日

夫のHがイヤだった。

著者:

Mio

出版社:

亜紀書房
エッセイ実用書

好きなら、セックスはできるのか? セックスから壊れる夫婦関係

グチやのろけなら言えるけど、本気で悩んでしまった時に誰にも相談できないのが、夫婦間の性生活。深刻であればあるほど、口にすることができません。そして、さらに悩んでいる人を苦しめる要因に、当たり前だと思っている「セックスへの先入観」があります。 本書は、誰にも言えず、セックスに悩む妻、そして、夫への導きの書です。

著者のMioさんと夫は、大学で知り合い、卒業して間もなく結婚しました。経験が少ない2人は、恋人時代から手探りのセックスを重ねていきます。夫とのセックスに、元カレの時に感じたような快感はありません。でも、Mioさんは、こう考えていました。

“当時の私からすれば「セックスってこんなもの」だった。 そのうちよくなると信じていた。だって私たちは、お互い愛し合っているから。”

しかし、Mioさんが夫とつながったときの痛みや苦痛は、結婚し、時が経つにつれ、深刻になっていきます。その一方で、夫にとって、セックスは自分だけが快感に浸る時間であり、Mioさんが気持ちいいと感じているかどうかには、無頓着でした。それでも、「セックスさえなければ、完璧な夫」だったため、Mioさんは、悩み、我慢しながらも、なんとかうまくやっていく努力を重ねていきます。

しかし、夫の借金や浮気から、夫婦の歯車が狂い始めます。Mioさんは無理がたたり、摂食障害を発症。さらに、うつ病を発症したMioさんに、夫は離婚を求めます。そんなときに出会ったのが『スローセックス完全マニュアル』(アダム徳永/著)という本でした。

セックスには、次の4種類があるそうです。

  “1.気持ちいい愛のあるセックス

2.気持ち良くない愛のあるセックス

3.気持ちいい愛のないセックス

4.気持ち良くない愛のないセックス”

Mioさんは、「2」に当てはまります。

“『愛し合っている異性とセックスした。でも、気持ち良くなかった』。この事態に遭遇したとき、普段、皆さんがとても重視している愛が、逆に大きな足かせとなるのです。多くは、『彼は本当は私のことを愛していないのかもしれない』『二人の愛が足りないから気持ち良くなかったの?』と気持ち良くなれなかった理由を、‘愛’に探そうとするのです”

セックスには、正しい知識と技術が必要。

その事実を知ったMioさんは、アダム徳永氏のブログから、モニターとして応募し、幸せな気持ちにさせるセックスを経験。そして、人生が変わっていくことを実感します。不安しか感じていなかった体調も少しずつよくなり、Mioさんは、心の底に澱のようにたまっていたものが抜けていくのを感じました。

その後、Mioさんは夫と離婚を選択。現在は、離婚業務に特化した行政書士であり、カウンセラーとして活躍しています。離婚の問題を抱える夫婦には、セックスに問題を抱えている夫婦が多いそうです。また、本書のベースとなったブログへの反響も大きかったといいます。

本書では、『女医が教える本当に気持ちがいいセックス』の著者であり、産婦人科医の宋美玄さんのセックスに悩む女性向けのコラムや、人気AV男優の一徹さんとMioさんの対談なども掲載されています。誰にも言えずに、セックスの悩んでいる方におすすめです。本当に正しいセックスとは何か? その答えがわかるかもしれません。(中山寒稀)

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「企画のたまご屋さん大賞2019に『夫のHがイヤだった』が選ばれました。

夫のHがイヤだった。