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2020 年 05 月 05 日

正しく評価してくれない この会社に限界を感じたとき読む本

著者:

江田 泰高

出版社:

ぱる出版
自己啓発書

出世でも転職でも役に立つ、評価される人になる技術

「こんなに頑張っているのに、評価されていないような気がする」「認めてもらえない」など、会社や上司に不満を抱えている人はいないでしょうか。同じ結果を出したとしても、高く評価をしてもらえる人と、あまり評価してもらえない人がいるのが現実です。その違いはどこにあるのでしょうか。

出世に成功している人の多くは、自分の成果や実力をアピールする能力に長けています。しかし、謙虚を美徳とする日本社会ではアピールする機会が少なく、ビジネスマンの多くは、効果的に自分をアピールする方法を知りません。その結果、会社からは単なる労働力と認識され、出世の道は遠のいていきます。そして、不満を口にします。「言われたことをこなすだけで、やりがいない」「何年も同じことをやっているので、成長できる気がしない」「一生懸命やっているのに、上司は評価してくれない」

現状から抜け出すためには、その不満と向き合うことが大切です。

“〇やりがいがないのであれば、どうしたらやりがいを持てるかを考える

〇本当に成長できないのかを考える。

〇なぜ上司が評価してくれないかを考える。”

例えば、新しい仕事を始めると、すべてが新鮮で覚えることが多く、自分の成長を日々実感することができるでしょう。しかし、長く同じ職場で働いていると業務がパターン化され、新しいことを学ぶ機会が減り、成長のスピードが鈍化していきます。淡々と仕事こなすことができるようになり、気が付くと自分に指導してくれる人は誰もいません。そうなると、刺激がない毎日の中でモチベーションが下がり、「今の職場ではもう成長できない」と感じるかもしれません。

しかし、著者曰く、どんな環境であっても、成長し続けることはできるとのこと。もし、指導する立場になったとしても、教える中での学びもあります。また、自ら仕事で課題を見つけ模索していくことも大切です。自発的に課題を見つけて、解決策を提案・実行できる人は多くありません。ゆえに、これができる人は社内から評価され、新しいチャンスやチャレンジが集まってきます。

本書では、‘「自分を高く売る」ため」にやるべき10の実践事項’を紹介しています。すぐに実行に移せることもあれば、ちょっと難しいこともありますが、自分の評価に不満を持っている人は、試してみてはいかがでしょうか。評価を上げるためには、自分が動くしかありません。その指針になる本です。自分が感じている曖昧な不幸や理不尽さの正体を教えてくれます。(中山寒稀)

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