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2020 年 04 月 09 日

アスペルガーのカウンセラーが教える つながらない生き方のススメ

著者:

松島 ちほ

出版社:

青山ライフ出版
自己啓発書

安心して「ひとり」になれるコミュニケーション術とは?

人間関係がうまくいかない。

誰でも感じたことがある悩みではないでしょうか。人間関係にストレスを抱えながらも、ひとりぼっちが怖い。そして、他人から「ひとりぼっちだ」と思われることが怖い。だから頑張って人間関係を構築しようとする。その結果、疲れきってしまう。

「そもそも、ひとりの何がいけないの?」

そんな、ごくごくシンプルな疑問に向き合うのが本書です。しなやかに生きるために「ひとり」になるスキルを紹介しています。

著者がカウンセラーとしての心理学の知識と、経験を生かして、生み出したのが、「つながらない8つのススメ」です。人間関係のほどよいつながりと自由を得るためのプロセスになっています。

“1.仲良くする人としない人をわける

2.考え方のクセに気づく

3.コミュニケーションを見直す

4.聴く力、認める力を身に着ける

5.身体の声を聴く

6.自分の好きなことを見つける

7.信頼できる人は1~2人でいい

8.どう生きたいか、しっかりイメージする”

「仲良くする人としない人をわける」というのは、どうでしょう。そんなことをしてしまったら、人間関係がとんでもないことになってしまうのではないかという不安を感じるのですが、実は人間関係には良い効果があるのです。

まず、人間関係の第一枠には、自分にとって重要な人、親、配偶者、恋人、親友などの信頼ができる人が入ります。ここには、エネルギーの80%を使いましょう。自分にとって重要な人物とだけ仲良くできていれば、安心してつながらない生き方ができるため、多くのエネルギーを使います。

第二枠は、親友ではない友人や親戚が入ります。ほどほどに仲良くするので、エネルギー配分は、15%程度。例えば、第二枠の人とトラブルになった場合は、関係の改善にエネルギーを使うか、もしくは鈍感になるか、自分で決めます。例えば、第二枠の義親とトラブルになり、関係改善にエネルギーを使ったとしましょう。その結果が芳しくない場合は、鈍感になり、その問題に関わることをやめる選択します。義親とはその程度の関係であり、自分のためになる人間関係には発展しないからです。義親は、第二枠から第三枠に移動させ、礼儀を守り、報告だけをして余計なことは言わないようにします。結果的に、余計なことは言わない礼儀正しいお嫁さんというポジティブなイメージを義親に与えることにもなります。

第三枠は、仕事の関係です。PTAの仕事や町内会の役員もここに当てはまります。関わりのエネルギーは5%。基本的な対応は、礼儀を守る、つまり挨拶と報告をきちんとするだけで充分なのです。初めから仲良くしようとがんばる必要はありません。自然と仲良くなった人は、自分で意図しなくても第二枠に位置することになります。もし、トラブルがあった場合は、関係改善にエネルギーを注ぐよりも、エネルギーは5%までと決めて関わるようにしましょう。

人間関係が上手な人は誰とでも仲が良いわけではなく、付き合う相手によって自分のエネルギー配分をすることが上手なのだそうです。「仲良くする人としない人をわける」ことで、人間関係はうまくいきます。

本書を読むと、自分が思い込みに縛られていることに気付かされます。人間関係は割り切れない、目に見えないものですが、理路整然とした考え方で、今までモヤモヤしていたものが、明確になっていきます。(中山寒稀)

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アスペルガーのカウンセラーが教える つながらない生き方のススメ