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2019 年 06 月 06 日

学校では教えない! お金を増やす授業

著者:

佐々木 裕平

出版社:

ぱる出版
実用書

こどもでもわかる、投資とお金の話

気が付いたらいつの間にかお金がなくなってしまった。そんなこと、ありますよね。そういえば、あれを買って、ここで食事をして……。その一方で、同じぐらいの収入で、同じような行動をしているはずなのに、しっかりと貯金をしている人もいます。その違いは何なのか。

“がんばってもお金を貯められないのが「普通」”

そうなのです。普通にしていたら、お金は貯まらないものなのです。しかし、まとまったお金が急に必要になる時もあるし、将来のために貯えもないと不安。やはり貯金は必要なのです。では、お金は、どうしたら貯められるのでしょうか。

お金を貯めるには、「余裕資金」を把握することが大切です。

“余裕資金=おこづかい(収入)-ふだん使うお金(支出)”

いつも使うお金から、余るお金を把握しておくこと。では、余らなかったら? 「使う前に、貯める」。とても単純ですが、「先に貯める」ことができる人がお金を貯められる人なのです。

その貯まったお金は貯金をしておくだけでは、なかなか増えません。投資や投機などで増やすことを検討する人もいるでしょう。しかし、ここにも思い込みがいっぱい。例えば、チャート分析。株式などの金融商品の売買では、今後の値動きをチャートから予想する人も多いかと思います。しかし、ここにも落とし穴があります。

チャート分析により、3日後に株価が上がると分かる

●いま買えば必ず儲かるので、みんなが買う

●すると、すぐに株価は上がり、チャートの形が変わってしまう

●3日後のチャート分析はまた違う結果になってしまう

●結果としてチャート分析が正しかったとしても、みんなが賢いのでチャート分析は当たらない”

チャート分析が正しかったとしても、みんなが同じことを考え、行動することによって、未来が変ってしまうのです。そのため、チャート分析は過信してはいけないということになります。

こどもだけでなく、初心者にもお金や投資の基本の基本がわかる本になっています。損をしたくないがゆえに損をする方を選んでしまう、不思議な現実。純粋なこどもの目線で見ると、「何で?」と思う選択をしている大人が多いのです。特に投資を始める際は、しっかりと基本を押さえておいた方がほうがよさそうですね。(中山寒稀)

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