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2019 年 03 月 15 日

Beautiful Message ココロに響く映画の名セリフ

著者:

山下 俊樹

出版社:

雷鳥社
自己啓発書趣味

人生の背中を押してくれる、メッセージ集

映画を見ていて、ストーリーの中の一瞬のセリフに心を動かされた経験はありませんか? 本書はそんな心を動かす、名セリフを集めた本です。「キラリと輝く名言」や「心に刺さる深い言葉」の中から、特に「あきらめない気持ち」を応援するセリフを集めています。

“君の成功を阻むのは、君自身だ。

自身を解き放て!

トーマス・ルロイ(ヴァンサン・カッセル)“

『ブラック・スワン』(2010年)のワンシーンです。多くのライバルがしのぎを削る中、新作バレエ「白鳥の湖」の主役に抜擢されたニナ。舞台監督のトーマスの元、完ぺきな演技を目指すものの、それを表現しきれずに苦悩します。極限状態の中で初舞台が迫り、心が壊れていくニナに、自分を信じて踏み出す勇気を与えるべく、トーマスが伝えた言葉です。

努力をし続けたからこそたどり着いた頂点。その最後の敵は自分の弱い心のみ。全神経を集中し、すべてを出し切ったその先で、自分を信じ切ることができれば、心に潜む、「最大の敵」は「最大の味方」に変わります。

プレッシャーに負けそうな時、思い出したくなる言葉ですね。

“なあに、良い時も悪い時もある。

結果が出るのは最後だ。

ジャック(ケビン・コスナー)“

『カンパニー・メン』(2011年)では、順風満帆のエリート人生を歩んでいたボビーが突然のリストラに。再就職もままならず、義兄・ジャックのもとで大工見習の仕事を始めることになりました。ボビーは大工という現場仕事を見下し、リストラという現実を、なかなか受け入れることができません。しかし、やがてものを作り出す仕事、仲間を思いやり、協力し合う日々がボビーを変えていきます。そんな時、ジャックはボビーに対し、この言葉を投げかけます。つらい雨の日だからこそ、その後に虹が見えることもあります。大切なのは、最後に笑えることです。

不遇な立場に置かれた時、己の不幸にばかり目が行きがちですが、不幸だからこそ、見えなかった幸せが見えてくるのですね。

すべて、映画のストーリーの中にでてくるセリフであり、そのシーンや登場人物の背景も書かれているので、そのセリフの情景、思いを感じることができます。やっぱり、本書を読んでいると元の映画を見たくなりますね。名セリフから見る映画を探すのもいいかもしれません。(中山寒稀)

 Beautiful Message ココロに響く映画の名セリフ