優秀な人材を世界から探せる。外国人雇用のポイントとは?
外国人の雇用は増加の一途をたどっており、平成29年には日本で仕事をする外国人は、120万人を超えました。労働力の確保はもちろん、優秀な人材や海外進出の足掛かりなど、様々な理由で外国人を雇用する企業が増えています。
しかし、外国人を雇用するためには、日本人を雇用する時とは異なるさまざまな手続きや、お互いの国や文化への理解、よりよいコミュケーションが必要です。本書では、外国人雇用のための事務手続きのほか、優秀な人材の見分け方や採用術、さらに採用を会社の発展につなげるノウハウを紹介しています。
例えば、面接で直接応募者と話をする際、会社が応募者を見極める一方で、応募者も会社を見極めています。優秀な人材を見極めるだけではなく、採用したいと思った応募者を口説くことが必要です。そのためにはどんな言い方が外国人の心に響くのでしょうか。
求人サイトリクルートグループには、最終面接で面接官が発して伝説になった採用の口説き文句があるそうです。
“「事業を興した人を取材するより、事業を興して取材される人になりたいと思わないか」”
こういわれると、日本人は謙遜してしまい「そんな器ではありません」と答える人も少なくないでしょう。しかし、多くの外国人にとって、この言葉は効果的なのです。それは、一般的な日本人よりも自信を持っているため、その自信をくすぐってあげることで入社したいという気持ちが高まります。
また、採用後も注意が必要です。「日本語はどの国の言葉よりも難しい」といわれている上に、「空気を読む」「感じる」などの、雰囲気から相手の気持ちや意見を察する文化は日本独自のもの。「何となく伝わるだろう」という日本人独特のコミュニケーションを避け、外国人社員に対しては、明確に指示が伝わるようにしなければなりません。
文化や言語の違い、煩雑な事務手続きなどのハードルはありますが、社員を募集の対象を世界に向けることで、より必要な人材、優秀な人材に巡り合うチャンスが増えていきます。外国人雇用に興味を持ちながらも、躊躇されている方は読んでみることをおすすめします。何が不安なのか、何がわからないのか、はっきりと見えてくるのではないでしょうか。(中山寒稀)
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