2018 年 10 月 01 日

【その16】ノウハウ本を出版したい方が、ゆめゆめ忘れてはならないこと

●企画立案
ビジネス、人間関係、趣味など、「何かが上手くいく方法」を出版する著者は多くいます。

いわゆる「ノウハウ本(ハウツー本)」と呼ばれる、定番のジャンルですね。

それぞれの著者の得意なことや好きなことを、誰でも実践できる「方法」に置き換えて、文章や写真、イラストで読者に伝え、読者にも得意になってもらおう、という目的があるはずなのです。

つまり、著者はノウハウを読者との間で「シェア」(共有)しなければならないのです。

ただ、著者はそのジャンルが得意であるあまり、原稿から抜け落ちてしまいやすい事柄があります。

それは、「ノウハウの再現性」です。

再現性のないノウハウは、単なる著者の自己満足か、自慢話の延長でしかありません。そのようなノウハウを書籍化するのは厳しいですし、そもそも出版すべきではないのです。


まず、そのノウハウは、初心者でも再現できますか?

必要なノウハウなのに、欠けているものはありませんか?

ノウハウを再現するのに、何か別の条件が付いていませんか?

想像や願望、思い込みだけでノウハウを公表しようとせず、多少面倒でも、まずはしっかりと再現性を検証しましょう。



ノウハウに再現性があるかどうかを検証する、最もシンプルな方法は、「実際に他人に教えてみる」ことです。

当法人にも、独自のノウハウを出版企画として応募してくださる方が多いです。

「この通りにすれば、あなたにもできます」と、ノウハウを書いていらっしゃるのですが、見るからに「お上手な貴方だから、できるんでしょ?」と言いたくなるほど、高度な内容しか書かれていなかったり、肝心な手順を飛ばしていたり、抽象度が高すぎたり、専門用語を前置きや説明もなしに平気で使っていたりします。


初心者が読んだら、疑問だらけです。

ご自分では上手に、器用に出来てしまうからこそ、気づかないこと、見落としてしまうことがあります。

最初から上手に出来ると、初心者が何に困っているか、どこでつまずきやすいかが、把握できないのです。

ですから、実際に教えてみて、自分のノウハウがちゃんと伝わるか、ノウハウ通りにやってくれるか、そして実際にうまくなるかを、試してみなければなりません。

その点、最初は苦手だったものを克服して、試行錯誤の末にようやく上手になった人は、他人に教えることもうまくできますし、苦手な人の気持ちにも優しく寄り添える場合が多いように感じます。〔長嶺超輝〕
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