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2025 年 07 月 24 日

フランスの田舎に心ひかれて~移住した家族の心地よいライフスタイル~

著者:

Myna

出版社:

食べもの通信社
エッセイ生活

フランス南西部の田舎の少し不便だけど心豊かな暮らし

「フランスの田舎で暮らしてみたい」

そんなあこがれを持っている方もいるかもしれません。

本書は、フランス南西部シャラント=マリティーム県に住むファミリーの生活を綴ったフォトエッセイです。 ヴァカンス地としては人気がある地域ですが、そこで生活するとなるとどんな生活が待っているのでしょうか。フランスの田舎暮らしのいいところも困ったことも、リアルにつづっています。

たとえば、普通ゴミの回収は、月に2回しかありません。日本では考えられないことですが、ゴミの大部分はリサイクル回収とコンポストなので、困ることはないそうです。

そして、食卓には、散歩道に生えているイチジクやスモモ、ブラックベリーなども並びます。そんな自然と共存した生活は、フランスの田舎暮らしならではといえるでしょう。

田舎暮らしというと、医療の状況は気になるところです。 著者は、現地で下のお子さんの出産を迎えました。大きな病院だったものの、基本的には助産師のサポートで出産を行い、必要がない限り産婦人科医の立ち合いはありません。しかし、手厚いサポートを受け、リラックスして出産の時を迎えることができたといいます。

物語の中に住んでいるようなフランスの田舎暮らしは、読むだけでも癒されます。環境問題や豊かな生活についても考えさせられる一冊です。 (中山寒稀)

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フランスの田舎に心ひかれて~移住した家族の心地よいライフスタイル~