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2025 年 06 月 05 日

部下のポテンシャルを引き出す対話5つの極意

著者:

佐久間 寛徳

出版社:

産業能率大学出版部
ビジネス書

部下の育成に悩む上司必見のコミュニケーション術。必要なのは「上司の対話力」

「部下にやる気がない」、「新しいことに挑戦しようとしない」「仕事ができない部下がいる」など、部下に関する悩みを持つ上司は、少なくありません。 その原因は、もしかしたら上司と部下のコミュニケーション不足にあるのかもしれません。 本書では、対話(コミュニケーション)を通じて、部下の能力を引き出し、成長を促す方法を紹介しています。

著者によると、上司が部下育成のために達成すべき目標は、以下の3つです。

“・部下のモチベーションを高める ・部下の業務遂行能力を向上させる ・部下との信頼関係を構築する”

とはいえ、ただ対話を増やせばいいというものでもありません。

実は、部下との対話に苦手意識を持っている上司が多い上に、気づかないうちに上司が部下の士気を下げる言動をとってしまっているケースもあります。 部下との対話に重要となるのが本書で紹介している「5つの極意」です。

“極意1 部下の将来の目標を共有する 極意2 仕事への取り組み姿勢を教える 極意3 部下の成長を促す 極意4 人として部下を尊重する 極意5 会話のルールを順守する”

たとえば、挑戦を怒れる部下を持つ上司には、「自己効力感」を育てることを提案しています。「自己効力感」とは、「自分ならできる」という自分の可能性を信じる感覚です。 無責任に「できる」と連発するのではなく、上司として、仕事の進め方や課題点を一緒に考えた上で部下に対し、「期待している」旨を伝えます。

本書では、対話の実例が数多く紹介されています。「部下にどう対応していいか迷う」上司におすすめします。(中山寒稀)

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