single-column_book.php
2023 年 10 月 10 日

オンライン・ハイブリッド学術集会の設計と開催

著者:

富松 俊太

出版社:

水曜社

オンラインイベント開催のバイブル

新型コロナウイルス感染症の流行により、オンラインイベントは驚くほどの進化を見せました。 しかし、未だイベントの開催に悩みを抱えている主催者は少なくないのではないでしょうか。

本書では、オンライン・ハイブリッド学術集会を専門業者に依頼せず、できるだけ研究者自らの力で開催するノウハウを紹介しています。

ハイブリット開催には、参加者が現地とオンライン参加のどちらにするかを選択でき、どちらでもリアルタイムに試聴と質疑ができる環境が整っていることが必要です。

もっとも気を付けなければいけないのが音声です。 問題なく進行しているときは、現地会場とオンライン参加者は会話ができます。しかし、議論が白熱してくると、現地参加している人がついついマイクを使わずに話してしまうことが珍しくないそうです。そうなるとオンライン参加者は蚊帳の外に置かれてしまいます。

そこで本書では、そういったことが起きないよう会場規模や機材に合わせて、現場で使える構成を提案しています。

イベントのオンライン開催が当たり前になった来た昨今、費用を抑えるために自力で開催したいと考える主催者も多いと思います。 さまざまなオンラインイベント開催の参考になりそうな一冊です。(中山寒稀)

【ご購入はこちら▶】オンライン・ハイブリッド学術集会の設計と開催

【おすすめの記事▶】オンラインでは目を見て話すな

【IT・テクノロジーの本を出版するなら▶】出版企画をお持ちの方へ

【本を出版したい人のために▶】セミナーのご案内

オンライン・ハイブリッド学術集会の設計と開催