嫌な記憶を片づければ、自分を大好きになれる!
「自分が嫌い」「私なんて価値がない人間だ」なんて思っていませんか?
「自己否定が強い人は、過去に原因がある」と本書の著者・心理セラピストの松村有規さんは言っています。成長の過程で否定される経験を重ねてきた結果、自信を失ってしまったことが考えられるのです。その原因である経験の記憶を片づけることで、自己肯定感をあげられるようになります。
本書では、自分のことを大好きになり、自信をもって前向きにチャレンジできるようになる「自己肯定感セラピー!」を紹介しています。
でも、自分に根付いている記憶をそんなに簡単に片づけることができるのでしょうか。
ポイントは、それぞれの人が持つ記憶システムの優位性にあります。同じ出来事であっても、視覚優位のVタイプ、聴覚優位のAタイプ、身体感覚優位のKタイプのどれに偏っているかにより、記憶の内容が異なるそうです。そこで、タイプ別に合わせた記憶の編集方法で記憶を上書きしていきます。
たとえば、視覚優位の人の嫌な記憶は、頭の中で映画のフィルムがエンドレスで回っているようなイメージです。そこで、記憶の一場面を写真のように切り取ります。苦手な人にウサギの耳をつけたり、好きなキャラクターを登場させるなど、頭の中で楽しい記憶に書き換えていきます。やがて嫌な記憶を傍観者目線で見られるようになるので、失敗や恐れを理解し、解放されていくそうです。
最後の仕上げは、「自分」です。自分に光を当てたり、苦手な人よりも大きくするなどの加工をすることで、記憶全体の雰囲気が変わり、自己肯定感が高くなっていきます。
自己肯定感を下げてしまう嫌な記憶は、忘れることは難しいと著者は言います。それならば、ネガティブな記憶を変えてしまえばいい。自分に自信がないと感じている人は、ぜひ本書をお読みくださいね。(中山寒稀)
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