相次ぐ災害から、人類を守る手だてはあるのか?
2019年、日本はさまざまな自然災害に見舞われました。甚大な被害をもたらした台風19号は記憶に新しいところです。また、日本だけでなく、世界でも異常気象による災害が起きています。これほど災害が続くと、次はいつどこで何が起こるのか? 不安になってきますね。本書では、これから起こる可能性がある災害を想定し、人類を守るためにすべきことを検証していきます。
たびたび起こる異常気象の原因は、地球温暖化だといわれています。しかし、実は地球だけではなく、太陽系全体が温暖化しているのかもしれません。NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査研究チームは、10年以上前に「原因不明の太陽系温暖化現象」について発表しました。火星や冥王星などの温暖化が観測されているのです。もし、人類が解明していないようなことが原因であるとすると、さらに地球温暖化の傾向が強まっていくことが考えられます。
また、災害の原因は、宇宙からやってくることもあります。2199年には、恐怖の大王「ベンヌ」が降ってくるとされています。ベンヌとは、太陽の周囲にある小惑星群(アポロ群)に属している、接近・衝突する可能性が高い小惑星です。もし、地球の衝突軌道に入った場合、その軌道を変更する唯一の方法は、核弾頭を打ち込むこと。しかし、それにより、放射能を浴びた小惑星の破片が地球に降り注ぐことが考えられます。そのやめ、何もしないで地球に衝突させたほうが少ない被害で済むのです。つまり、避けられない厄災なのです。
そんなさまざまな危機に、人類はどう立ち向かえばいいのでしょうか。著者は、地球と人類を救う、壮大なプロジェクトを提案しています。それが、現代版ノアの方舟である「水上仮設団地」の建造です。想定しているのは、クルーズ客船をベースにした、宿泊施設の他、病院やレストランなどのさまざまな設備を持つ方舟。ちなみに、豪華客船「ロイヤル・プリンセス」の建造費用は、1隻約500億円。それを避難施設としてシンプルに建造すると、約300億円で建造が可能だと考えられます。収容人数は1隻約3600人。100隻(3兆円)あれば、36万人を収容することができます。そのほか、地球と宇宙空間を9万6000キロのケーブルでつなぐ、「宇宙エレベータ―」についても検証しています。
まるでSF映画のような壮大な内容で、現実的ではないという印象でした。しかし、企業への取材や、予算、設置場所など多方面から検証しており、本書を読み進めていくうちに実現は不可能ではないような気がしてきます。(中山寒稀)
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