その英語の勉強法、間違っていませんか?
英会話スクールに通ったけど、それほど英語力が上がったような気がしない。英語教材を購入し勉強をはじめたものの、続かずにザセツ経験あり。英語を話せるようになりたいと思いつつも、努力が実らずに、諦め気味の人におすすめなのが本書です。
現在、大人専門の英語トレーニングを行う「英語の達人養成ジム」を開設し、師範代を務める本書の著者は、28歳までは海外旅行すら行ったことがない、英語とは全く縁のない生活をしていました。なぜ、28歳で、英語を学ぶことを思い立ったのか? それは、英会話スクールで女性と知り合いたいという軽い気持ちから。知り合った女性の前で、恥をかかない程度に英語が話せるようになりたいと、英語の聞き流し教材を使ったり、週3回ペースで、外国人が集まるバーに通ったり。そんな生活を1年続けても、相手が何を言っているのか、よくわからないレベルのままでした。あきらめかけた時に出会った本が、著者の運命を大きく変えます。その本に書いてあったのは、それまで著者がやっていた勉強法が「やらなくていいこと」ばかりだったという事実でした。
英語学習のコツをつかんだ著者は、3年後にはTOEICで900点を超え。カナダに3か月のビジネス留学し、帰国後は大手英会話スクールの講師を務めるまでになりました。
著者が「やり直し英語」で結果を出せた理由が、次の2つ。
“1.「やらなくてもいいこと」を先に知ったこと。 2.迷いをなくして「やるべきこと」に集中し続けたこと。”
このコンセプトをベースに生み出した「やり直し英語」のノウハウが、本書で紹介する「7つの近道勉強法」です。
「7つの近道勉強法」の1つが、「やり直しは英単語から始めない!」
中学校の英語の授業では、「英単語を覚えること」が基本だったと思います。しかし、やり直し英語は、英単語から始めてはいけません。その違いは学ぶ目的にあるそうです。
中学校では、テストでいい点数を取ることが目的だったため、丸暗記が役に立ちます。しかし、大人になってから学ぶ英語は、コミュニケーションツールとしての英語です。そのためには、英文法から始めることが最適なのです。
英文法と聞いただけで、学生の頃の英語の授業を思い出して、暗い気持ちになる人もいるかもしれません。しかし、やり直し英語に必要な文法は、それほど難しいものではなく、中学英語レベルなのです。バンクーバーの語学学校で2か月学び、現地の企業でインターンとして働いたオフィスで、著者がつかった英語は中学レベル。上司や同僚とのやりとりも、電話でのやりとりも、それで十分に賄えたそうです。それでも、インターンが終わるときに、副社長から「このまま残って、フルタイムの社員として働かないか?」というオファーがあったほど、ビジネスの場のコミュニケーションには問題がなかったそうです。
著者のおすすめテキストを使った勉強法の実践編では、ステージ1~4に分かれており、早い人なら、6か月でステージ4まで到達するとのこと。1日の勉強時間は、20~50分です。
市販のテキストが使えるので、英会話スクールに通うよりも、時間もかからず、費用も安く済みます。とりあえずやってみたいと思っている人も、こっそりと英語力を付けたいという人も、気軽に挑戦できますよ。(中山寒稀)
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