だから、愛される。和田さんのまちがい、勘違い仰天エピソード集
ちょっとした言いまちがいや勘違いは誰にでもあるはず。しかし、まちがい大将・和田さんは、都市伝説レベル。その言動や行動のまちがいを集めた「Wadadas’01」が自主制作され、ビックサイトのコミックマーケットで販売されたほどなのです。その後、「Wadadas’01」は、マスコミ関係者、広告業界関係者、作家、ゲームクリエイターなどに人づてに広まり、「幻の書」と呼ばれるようになりました。その「幻の書」を書籍として出版するために再編集したのが本書です。
“広島で行われる会議に来た、Kと和田さん。少し、お金をおろしておこうと思って、地下街にある「ATMコーナー」に向かう和田さん。何やら、あせっている。どうやら、何か、迷っているようだ。 W「ええっと、これじゃないし…、これは、何だったかな」 K「どうした、お金、入ってないの?」 W「いえ、キャッシュカードの暗証番号、何だったかと思って」 K「……」 W「Kさん、私のキャッシュカードの暗証番号、知りませんか?」”
このほかにも、「歩く歩道」(正しくは「動く歩道」)、「ゆりカゴから酒場まで」(正しくは「ゆりカゴから墓場まで」)など、さまざまな言いまちがい、勘違いエピソードが紹介されています。
もはや、和田さんのまちがいは仕事に差し支えるレベルなのですが、そこはお人柄なのでしょう。むしろ、「ありえない行動」は、周りの人から愛され、空気を和ませていたそうです。
和田さんのエピソードは、故・さくらももこさんのエッセイにも何度も取り上げられています。もっとも、和田さんは、さくらももこさんのエッセイ本ですら、『かにのかんづめ』(正しくは、『もものかんづめ』集英社)とまちがえていますが。爆笑のエピソードとともに、和田さんの人のよさに癒される本です。(中山寒稀)
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まちがう人 ――まちがい大将・和田さんの迷言&迷事件集[Wadadas]