これが御朱印? 美しく個性的な御朱印で寺社めぐり
2016年に「企画のたまご屋さん大賞」を受賞した『御朱印アートブック』の第二弾です。数年前から続く御朱印ブームは、さらに盛り上がっており、メディアで特集されることもしばしば。本書『御朱印アートブック2』も、第一弾よりもさらに個性的でアートな御朱印が楽しめます。
最初に紹介されているのは、愛知県津島市にある牛玉山 観音寺の御朱印。こちらの御朱印は、もはや水墨画。墨で描かれた迫力満点の不動明王と聖観音は、三面見開きになっています。観音寺は真言宗智山派の小さなお寺ですが、御朱印を集めている方には、とても有名な寺院なのだそうです。それゆえに、たいへんな人気で、御朱印をいただくのは、現在は予約制になっています。
また、たくさんのかわいらしく、穏やかな表情のお地蔵さまが描かれている御朱印は、京都にある證安院。さつきの大木があったことから、さつき寺とも呼ばれているそうです。こちらも見開きの御朱印で、「無上尊」という言葉は、浄土宗の名僧・山崎弁栄聖者筆の「無上尊」から引用されています。
美しい御朱印は見るだけでも楽しめますが、やはり自分で寺社に足を運んで、自分のための御朱印をいただきたくなりますね。本書には、「御朱印をいただく際の留意点」が書かれていますので、マナーを守って参拝をしたいものです。また、寺社によっては伺っても必ず御朱印をいただけるとは限りません。予約制や授与してもらえる日が限られている場合もあるのでご注意を。第一弾の『御朱印アートブック』と合わせて、御朱印集めのガイドブックとしても活用できそうです。(中山寒稀)【ご購入はこちら▶】永久保存版 御朱印アートブック 2
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