“妻は何を求めているのか……それは、「幸せ」です。まあ、これはあなたもそうですよね。「当たり前だろ!」みたいな。この幸せって、お金があれば、有名になれば、偉い立場になれば、感じられるのかっていうとそうではないですよね。”そもそも、夫が「妻にとって何が幸せなのか」がわかっていなければ、幸せにすることはできません。夫が妻のためにと思って、がんばって手に入れている金銭面や物質面の幸せは、実は全く見当違いなのだそうです。
“妻は何かをして欲しいのではなく「自分のことをわかって欲しい」のです。妻という役割ではなく、一人の人間として、一人の女として、あなたにわかって欲しいのです。”では、妻は夫に愛され、幸せにしてもらうには、どうすればいいのでしょうか。
“「あなた自身が幸せになる」だけです。あなたが毎日、ご機嫌に楽しく過ごせば、それがポジティブな感情として、夫に与えられます。そうなると夫が幸せにしてくれるわけです。”簡単に言えば、夫から幸せにしてもらえる妻は、次のような女性ということになります。
“夫自身が、「妻を幸せにできている」と実感できる人なんです。”つまり、妻は夫に理解され、夫は妻が幸せでいることを感じることができれば、お互いが幸せということになります。しかし、お互いに求めているものが共通しているにもかかわらず、すれ違ってしまうのは不思議な話です。その原因は、お互いを理解できていないから。勘違いしたものを「頑張って」お互いに与え続けることによって、求めているものが得られずに不満がたまってしまうことになります。 「頑張ってきたよね。気持ちはわかるよ」から始まるそれぞれの夫向けページ、妻向けページは、「ある、ある」という話も多く、素直に受けとめられる内容になっています。伴侶の気持ちがわからない時、なんとなくうまくいかないときに読んでみたくなる本です。(中山寒稀)
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