アレルギー性鼻炎の症状で季節の変化を感じるという方も多いのではないでしょうか。春先になると、毎日続く鼻炎の症状は不快そのものです。ところが本書によると、その症状をある日用品1つで抑えられるそうです。それが、「輪ゴム」。しかも、右の足首にまくだけという使い方も単純明快。
そもそも、なぜ、輪ゴムでアレルギー性鼻炎の症状が治まるのでしょうか。実はアレルギー性鼻炎を止めることができるツボ「照海(しょうかい)」が内くるぶしにあり、輪ゴムをまくことで程よい刺激ができるとのこと。
さらに、足首に輪ゴムをまくことにより、上半身の副交感神経の働きが弱くなり、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが止まります。また、「右足」には、血液、リンパ、内臓の位置など、体内のものを上にあげる働きがあり、下がってくる鼻水をあげる効果があるそうです。
輪ゴムの位置を変えることで、つわりのような薬が飲めない場合や、乗り物酔いや二日酔いなどにも効果があります。
輪ゴムでアレルギー性鼻炎対策をするのは、ちょっとしたコツやポイントはありますが写真や図で紹介されているため、簡単に実行することができます。また、輪ゴムがなくても、ペットボトルのふたや指圧でも大丈夫。お金も手間もかからず、どこでも憂鬱なアレルギー性鼻炎の症状が抑えられるのはとても便利なのではないでしょうか。
ちなみに、本書は、身体均整師田川直樹さんと、企画のたまご出版プロデューサーおかのきんやの共著になります。(中山寒稀)
アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる