2017 年 06 月 04 日

NPO・NGO向け出版セミナーで企画のたまご屋さんが登壇しました!

【日本財団CANPAN・NPOフォーラム】NPOが本を出すということ~ファンを増やそう

日本財団CANPANプロジェクト主催のNPO・NGO向け出版セミナーに、企画のたまご屋さんの出版プロデューサーが登壇しました。昨年に引き続き開催されたこの出版セミナーには、20名を超えるご参加をいただき、当日は満席となりました。

NPO・NGOとは、社会が抱える課題を自分たちの力で変えていくために活動する市民団体で、企画のたまご屋さんもその一つです。活動の対象は団体によって異なりますが、たくさんの方に理解や協力を求めている点は同じです。

そこで、自分たちの活動を知ってもらい、共感を得るための手段として書籍の出版を考えているNPO・NGOの方に、書籍の出版方法についてレクチャーする運びとなりました。

出版すると何が起こる?

まずは、出版に至るまでの流れや出版することで生まれる効果などについてお話ししました。

なんといっても、メーンは企画書の作り方。編集者が見ている意外なポイントや押さえるべき項目についてアドバイスをしました。企画を立てる時は、時代の流れを読むことも大切。同じ企画であっても、世間の話題の波に乗るか乗らないかで、全く扱いが変わってくるからです。そんなちょっとしたポイントは、セミナーのように直接顔を合わせる場所でなければなかなかお伝えできません。

ワークショップ――いざ、プレゼン!

参加者は3~4名のグループに分かれ、事前に提出していただいた出版企画書のプレゼンを受け評価しました。

プレゼンの時間は、わずか3分。みなさんそれぞれ、書籍にしたいという思いや団体の意思を背負って参加しています。限られた時間でポイントを伝えるため、ずいぶん推敲を重ねたのでは?

プレゼン終了後はワークシートに評価を記入して、4分間で意見をシェアしました。「こうしたらいいのでは?」と、具体的かつ鋭い指摘も! 出版前に多くの意見を聞くことはとても大切です。

2時間のセミナーはあっという間に終了しました。ご参加いただいた方の熱意に触れ、企画のたまご屋さんメンバーにとっても濃密な時間でした。ありがとうございました。

セミナー開催後、複数のエントリーをいただきました。今年もここからたくさんの「企画のたまご」が生まれてくることを願っています。(中山寒稀)

★NPO・NGO向け出版セミナーから生まれた書籍

非営利団体の資金調達ハンドブック

徳永洋子(著)/時事通信社

★日本財団ホームページ・当日のレポート

NPOが本を出すということ~ファンを増やそう!!どんなことが、本になるの?~