企画のたまご屋さんでは、毎月1回の定例会が行われています。ところが、どうしても時間に制限があり、議論が盛り上がりすぎて、消化不良のまま切り上げざるを得ないこともしばしば。そこで、「もっと勉強すべき」「がっつり話し合いたい」という希望の元、メンバーの結びつきを深める意味もあり、5月上旬、湯河原にて合宿を行う運びとなりました。
ワークショップ――メンバーの胸の内はいかに?
まずは、出版プロデューサー上野の主導のもと、付箋を使ったワークショップを行いました。
問いの答えをまず個人で付箋に書き出し、それをグループでシエア。さらにメンバー全員の答えをひとつにまとめてきます。
本来であれば、出てきた答えを突き詰めて考えていくのですが、時間の都合により、今回は洗い出しから意見をまとめまで。
最初の問いは、「なぜ、企画のたまご屋さんに参加したのか?」。
はじめは、「どうしよう」「何を書けばいいの?」などと戸惑っていたメンバーも、書き始めると出てくるでてくる。制限時間が足りなくなるほど。
出てきた答えは40個以上。企画のたまご屋さんはフリーランスで活動しているメンバーが多く、たまご屋さんにいるからこそできる活動に思い入れがあるようです。
さらには、企画のたまご屋さんが改善すべき点をあげて、どういう方向にもっていくべきかをまとめていきます。こちらは耳に痛い意見も満載。それでも、よりよい活動をしていくために必要な意見を交わしていきます。
定例会――企画のたまご屋さんは模索中
実は、企画のたまご屋さんはバージョンアップをするために、現在、様々な課題を抱えています。時間に余裕がある合宿は、検討するにはうってつけ。定例会は、いつもにも増して、激論が交わされます。
変化が激しい出版業界で、企画のたまご屋さんはどうあるべきか?メンバーはどう向き合うべきか?そのためには、何をすべきか?
まだまだ検討するべき課題が多く、詳細はお話しすることができないのですが、確実にステップアップをしています。
勉強会――プロフェッショナル集団ゆえのメリット
企画のたまご屋さんの企画配信を担当するメンバーは、「出版プロデューサー」という肩書になっていますが、本業はさまざま。多様な分野で活躍するプロフェッショナルで、それぞれの得意分野を生かして企画のたまご屋さんで活動しています。その中には、出版関係の講師やコンサルタントをしているメンバーも。
そこで、企画のたまご屋さんメンバーが講師となり、その得意分野をシエアする勉強会を行いました。
「電子書籍入門講座」(担当:出版プロデューサー 高橋)
「出版界の課題を知る(ワークショップ)」(担当:出版プロデューサー 天田)
「出版界を知ろう」(担当:出版プロデューサー 山本)
2日間に渡って行われた企画のたまご屋さん合宿。もちろん、合宿ゆえにフリートークは深夜に及びました。それでも、話が尽きないメンバーには、それぞれ企画のたまご屋さんに抱えている思いがあるようです。
この2日間に得られたことは、いつも企画のたまご屋さんを応援してくださる皆様にいずれ還元していきたいと思っています。どうぞ、もう少しお待ちくださいませ。(中山寒稀)