たまご一覧

「働けない」を越えて──精神障害と就労支援を渡り歩いた20年の記録 【第2案】精神障害と働く：デイケアから自営まで 20年の試行錯誤と実務ノウハウ

実用ノンフィクション／社会・福祉。 大学卒業後、精神疾患を抱えながら10以上の職場を経験した著者が、デイケア・就労移行・B型事業所・一般雇用・自営まで“働く”のほぼ全段階を20年かけて横断。現場で直面した課題、制度の使い方、失敗から得た教訓を当事者視点で整理し、「働けない」人の現実と希望を描く。当事者・支援者・企業のすべてに“現実を知る視点”と“続ける工夫”を届ける。

ジャンル：

君を待つ路上景観

●お散歩論 本書は、「お散歩を楽しくする」という身近なテーマを掲げ、書店の「お散歩」書籍コーナーから広く発信する一冊である。 ●推し：路上景観 そして、本書の主役は、「解読不能になったマナー看板」や「自分でスコップを持って掃除する犬の看板」のような、日常に潜む「おちゃめな路上景観」だ。その魅力を、著者のオリジナル写真を資料に、エッセイ形式で深く掘り下げる。ニッチなテーマ設定である本書は、「サブカル本」として読者に新たな発見を提供する。 ●大人の学び直し そんな本書は、最後に、「路上景観に着目したお散歩」が、実は「小学校1・2年生の実践型教科、”生活科”の実践」になっていると突き止める。 さらに、本書の目次構成には、生活科の『学習指導要領解説』をそのまま引用する。このギミックにより、本書は単なる趣味本ではなく、「日常への観察眼を、大人が教養として学び直す」一冊として完成するのだ。

ジャンル：サブカル・おもしろ本

ミジンコ食べたらどんな味！？

本書はミジンコがテーマの科学エッセイである。 　機械系出身で生物学には縁の薄かった著者が、ミジンコへの「好き」を貫く一人の女性、八田桃子と出会い、ミジンコの世界を知っていく過程を本書では描く。 　ミジンコは基本的にメスであることをご存知だろうか。実は、ミジンコはメスのみで子孫を残すことが可能なのだ。生き物は私たちの想像を超えて柔軟であることを思い知らされる。ミジンコは他にも驚くべき生態で満ちあふれている。 八田さんに詳しく話を聞くうちに、彼女がミジンコの味を確かめるために実際に食べたことがあるとわかった。顕微鏡で観察するだけでなく、自らの舌で確かめるほどの行動力を持ち、ミジンコを熱心に追いかけ続ける彼女の頭の中にも興味が湧いてゆく。 本書では、ミジンコを通して生物学の奥深さと「好き」を貫く人間の姿を読者へと届ける。

ジャンル：その他

──武士道に学ぶ、令和版「侍マインド」で“最強”の自分をデザインする方法

SNSとAIが日常を覆い尽くし、常に誰かと繋がっていないと不安になる現代。私たちは「孤独」をどう扱えば良いのか？本書は、その問いに全く新しい答えを提示する「実用的エッセイ」である。 核心は、孤独を「乗り越えるべき敵」ではなく、「“最強”の自分をデザインするための最高の武器」として捉え直す、視点の転換にある。この新しいアプローチを可能にするのが、「現役東大生ファイター」という著者ならではの特異な経験の掛け算である； 一つは、格闘技のリングという極限の孤独で得た、ごまかしの効かない「身体経験」。 もう一つは、その精神性を日本の「武士道」の精神性にまで遡って探求し、客観的・普遍的に昇華させる「知性」。 本書は、この「身体×知性」の往復運動を通じて、現代人が見失いがちな「個として立つ強さ」を再構築する。単なる体験談でも、机上の空論でもない。明日を戦うための活力を与える知的コンパスとなる一冊である。

ジャンル：小説・エッセイ

600日の探求論

この企画は、私が高校三年間で培ってきた探究学習の知識を、未来の高校生に役立ててもらうことを目的としたエッセイ兼実用書です。 　課題設定から高校卒業後の進路につながるまでの内容を網羅しており、高校入学から卒業まで活用できる一冊となります。 　また、チャート形式を取り入れることで、読者が自分の「やりたいこと」や「挑戦してみたいこと」に合わせて最適な探究学習の進め方を見つけられるよう工夫しました。 　さらに、エッセイを交えることで物語としても楽しんで読めるようにします。 　自分の経験と知識を一冊の本にまとめることで、これを読んだ高校生が自らの力で未来を切り開く一歩を踏み出せるようにしたい。そんな思いから、この企画を立案しました。

ジャンル：生き方・自己啓発

熱帯魚の赤ちゃん「豆チョウ」採集GuideBook

定期的にブームを起こす「アクア本」…「クラゲ」や「ダンゴウオ」や「深海魚」や「クマノミ」のうち、まだ手付かずのチョウチョウウオ。飼育書として20万部を売り上げたクマノミ以上に、自分で採集から飼育まで可能な豆チョウ。その種類の豊富さと可愛さから言っても、新たなブームを巻き起こし得るブルーオーシャンです。海流に乗って卵でやってくる豆チョウは、冬になると海水温の低下で死滅してしまう儚い命。観察や飼育を通して命を学ぶ上でも、温暖化や海洋汚染問題を学ぶ上でも、体験学習と非認知能力の涵養に最適。ポケモンのような種類の豊富さとコレクション性から言っても、マリンアクティビティとして女性でもハマれちゃう「沼」要素が満載です。採集対象となる総計100種の魚類を手描きのイラストで図鑑に仕上げ、採集方法から餌付け、飼育と生態まで完全網羅。小学生にも分かりやすく、大人でも参照し続ける事ができる実用書を目指します。

ジャンル：その他

うまく話せなかった僕が、声を武器にするまで

本書は、吃音というハンデを強みに変え、自己表現の壁を打ち破った自身の実体験を綴る、類書には珍しい前進のエッセイです。小学生で吃音と診断されて以降、私は言葉への恐怖から沈黙を選び、自分の本音を隠して過ごしてきました。友人の視線、先生からの促し、些細な会話すらも僕を苦しめました。しかし、本書は過去の悲劇ばかりに焦点を当てません。むしろ、高校時代に野球部で言葉以外の伝え方を模索し、大学進学後はプレゼン大会、営業活動など伝えることへの挑戦を通じて、吃音と正面から向き合います。言葉が詰まる状況を客観的に分析し、それを乗り越えるための具体的な思考と行動のプロセスを描きます。就活番組『キャリアドラフト』（ABEMA TV）への出演をきっかけに、自分の言葉で想いを届ける喜びを体感しました。沈黙の時代を経て、秘めていた内なる声が、多くの人々の心に響くメッセージへと昇華する未来志向のストーリーです。

ジャンル：小説・エッセイ

特別支援級から東大へ

　幼少期より注意欠陥多動性障害や広汎性発達障害を抱え、コミュニケーションの困難から小中学校の8年間不登校となり、中学校では特別支援学級に在籍した筆者の自伝的エッセイです。唯一の得意分野である「勉強」と出会い、特性と向き合いながら通信制高校から1年の宅浪を経て東京大学に合格するまでの道のりを描きます。これは単なる受験の合格体験記ではありません。社会の「普通」になじめなかった筆者が「なぜ東大を目指したのか」「なぜ合格できたのか」を深く回顧します。その経験を通して、単なる受験メソッドを超えた、より普遍的な「逆境の中でも理想に向けて最善を尽くす生き方」を提示します。最終的に、本書が読者一人ひとりにとっての「東大」にあたる、「自分が輝ける目標」を見つけ、それに向かって歩み出すための具体的な道しるべとなることを目指しています。

ジャンル：生き方・自己啓発 小説・エッセイ

A案　螺旋の怪談 B案　72歳学生たけしのタイムスリップウェイ ７２歳学生が「いま」と「あの頃」をタイムスリップして、めぐり繰り返す日々。 現役学生とOBOGが意気投合！人生百年時代の生き方を考えるおもしろまじめなエッセイ集

学生の視点で50年を顧み、隔世世代間を共感・共生へと導く実践型エッセイ集。 『「たけし」は70歳で母校である大学に学士入学をした。70年代初期、学生運動が終末期を迎え、誰もが高度成長に疲れた時代に同大学に在籍していた。思想もない、することもない、学びの意欲もない。未来に「期待」も「不安」もない時代。卒業、就職するも、会社ではものを知らない世代「アンノン族」と揶揄された。学生時代のおもしろエピソードと50年の歳月を経た今の大学のエピソードを並べ、明日を考えるタイムリープエッセイ集。キャンパスはすっかり変わったが、そこには心に残る面影があふれている。そして大学周辺の商店街は驚くほど変わっていない。「たけし」は、いまと昔を行き来しながら、学生目線でめぐり繰り返す社会や風俗を取り上げ、不透明な明日を模索し、読者間交流を呼びかける。

ジャンル：生き方・自己啓発 食と料理 旅行・地域文化 小説・エッセイ

9歳の壁突破！小３ おしゃべり算数ドリル

本書は「信頼形成×家庭学習」をテーマにした学習参考書であり、9〜10歳の子どもが直面する“9歳の壁”を乗りこえるための算数ドリルである。単なる学習教材ではなく、子どもの「学びのつまずき」と「心の揺らぎ」に寄り添い、親子の信頼関係を深めながら子どもの学習意欲を育むことを目的としている。ドリルはA4サイズの見開きを2分割した構成で、解説・手順整理・誘導付き演習・自力演習の4ステップで設計。さらに、親子の会話を促す「すごろく型進捗マップ」が付属しており、保育学生である著者が現場観察から着想を得た全く新しいドリルとなっている。 ドリルの進め方は以下の通りである。 1問題集を一単元終える毎に、親子で「今日のゲーム」を行う。 2勝った方がさいころを一回振り、出た目の数だけすごろくのマスを進める。 3とまったマスの番号に対応するお題を、今日のゲームの勝者から話し合う。

ジャンル：その他